テニスマインド

ミックスダブルスのセオリー!試合で勝つために大切なこととは?

ミックスダブルス

ミックスダブルスに初めて出ると、
いろいろ戸惑うことも
多いと思います。

例えば、
男性は自分が活躍しなければ、
と変にプレッシャーになったり、

女性は男性の足を引っ張らないように
と必要以上に消極的になります。

また、普段打ち慣れていない球で、
調子がつかめずに終わってしまう、
という人もいるでしょう。

でも、ミックスダブルスは
男性が活躍しなければ
勝つことは難しいと思います。

また、女性も
考えたプレーをしなければ、
勝てる試合も負けてしまいます。

この記事では、
ミックスダブルスで勝つために、
有効なセオリーについて
まとめてみました。

なお、この記事は女性が男性に比べて
力がなく、動きも劣っている、
という前提のセオリーです。

相手の女性が男性並にうまい場合は、
ミックスダブルスのセオリーは
通用しないのでご了承ください。

男性のサーブはキープしなければいけない

まず、ミックスダブルスの大前提で、
男性のサービスゲームは
絶対にキープする必要があります。

これができなければ、
試合に勝つことはできないでしょう。

そのためには、
相手の女性がリターンのときは、
確実にポイントを取ることが
大切です。

なので、女性だからと
手を抜かないようにしましょう。

でも、バカ打ちをして、
ミスをしてしまってはダメです。

相手のミスしやすいコースを
ついていくことが大切です。

女性のバックにサーブを入れる

ミックスダブルスでは、
女性はフォアサイドで
リターンをすることが多いです。

なので、センターにサーブを打てば
女性のバックハンドにいきます。

センターにサーブを入れると、
前衛はポーチしやすくなります。

なぜなら、センターから、
ストレートを抜くのが
難しいからです。

なので、前衛はポーチに出て、
アングルボレーをすれば
ポイントしやすくなります。

女性が前衛の場合、
ポーチに出る速度も遅いので

「センターにサーブを入れるから
真ん中寄りにいて」

というように、ポジションの
打ち合わせしておきましょう。

女性は男性のサーブをロブで返すことが多い。

男性のサーブは速いので、
女性はロブで返してくる
ケースがあります。

ロブリターンを上げられた場合は、
男性はできるだけ前で
処理をする必要があります。

後ろに下がると相手に時間を与えて、
相手の男性にボレーやスマッシュを
打たれてしまうからです。

このとき、ロブの対処は
男性の役割です。

よほど浅いロブ以外は
男性が追うようにしましょう。

できるだけノーバウンドで取って、
相手女性のバックハンドの方に
打ちましょう。

打ちにくいコースにボールを集めて、
チャンスボールを待つことです。

男性にもバックハンド狙い

ほとんどの場合、
男性はバックサイドで
リターンをします。

しかし、バックハンドが苦手な人は
男性でも多いです。

バックサイドはバック側が広いので、
バックバンドに狙いやすいです。

バックハンドをクロスに打つと、
ミスをしたり、
コースが甘くなったりします。

なので、サーブやストロークは、
バックハンドに集めましょう。

女性のサービスゲームをいかにキープするか

ミックスダブルスで勝つには、
男性のサービスを確実にキープし、
女性のサービを
いくつかキープする必要があります。

女性がサービスキープしなければ、
やはり負けてしまいます。

男性は
女性のサービスをキープするために
ポーチに出ることが重要になります。

女性同士のラリーは早い段階でポーチする

女性のサーブのときは、
男性が早めにボレーを決めることが
重要になります。

先にボレーを決められると、
相手のポイントになってしまいます。

特に、女性同士のラリーのときは、
早めにポーチに出て決めましょう。

ポーチに出ることがわかると、
女性はロブを上げるかもしれません。

なので、ロブに備えて、
ポジションを
少し下げておくことも大切です。

サービスラインのちょっと前にいて、
味方のサーブと同時に前方に詰めて
プレッシャーを与えます。

前衛でも後ろのポジションにいた方が
広い範囲のボールに
対応しやすくなります、

一方、男性がリターンのときは、
ポイントを取られても、
仕方ないです。

ポイントを取られる前提で、
少しでもミスをしやすい
戦略をとります。

男性にリターンミスをさせるには、
女性はサーブをバックバンドに
集めることが大切です。

バックハンド側にサーブを打って
男性である前衛がボレーをします。

男性は、センター付近に来たボールは
確実にボレーすることが大切です。

女性はとにかくサーブを入れて、
前衛に取られないように
ラリーを続けることです。

打ち込まれても
相手の前衛に取られないように
ロブでつなげることが大切です。

男性はポーチに出るために、
動いてストロークやリターンに
プレッシャーを与えることです。

女性のサービスをキープするため、
広範囲にわたって動いて
ボレーをすることが大切です。

関連記事
ダブルス試合でストレート抜かれるのを覚悟でポーチに出た結果

相手の女性のサービスゲームをブレークしていく

男性のサービスゲームを確実にキープ、
男性のサービスを確実にキープ、
女性のサービスをなるべくキープ、

そして、相手女性のサービスを
ブレークすることが
ミックスダブルスで勝つための
セオリーです。

いくらサービスキープしても、
相手のサービスをブレークしなければ
勝つことはできません。

特に相手女性のサービスゲームは、
ブレークするチャンスです。

気を付けることは、
前衛にボレーされないことです。

相手の前衛(男性)は、
女性をカバーしようとして
どんどんポーチに出てくれることが
予想できます。

特に、女性がリターンのときは、
ポーチを狙ってくるでしょう。

そこで、女性はリターンで
ストレートを打っておくと
いいでしょう。

ストレートを一発打つと、
なかなかポーチに
出にくくなるものです。

1ポイント捨てるつもりで
ストレートに打つのも
有効な戦略です。

関連記事
前衛に捕まらない!ダブルスリターンの3つのコツ

女性はストレートロブが有効

女性のリターンでは、
前衛の上を超えるロブが有効です。

女性のリターンだと、
相手の男性に
ポーチされやすくなるからです。

それよりもリターンから
ストレートロブを打って
相手の女性を走らせるのが有効です。

相手女性を走らせることで、
ミスしやすいし、
甘い球が返ってきやすくなります。

相手女性からの返球を、
男性がボレーやスマッシュで決める
というパターンに持って行ければ
ポイントする確率も上がります。

関連記事
ロブリターンは試合で使える!意外に簡単な打ち方とは?

男性は女性のバックハンドを狙う

相手女性の
バックサイドからのサーブは、
男性のリターンが多いと思います。

そのときは、ワイドの方に、
スピン系のリターンをすることが
有効です。

バックサイドから
ワイドに打つボールは、
女性のバックハンド側にいきます。

女性にとってスピン系のボールは、
あまり打つことがないので
ミスも増えると思います。

相手女性のバックハンドで
甘いボールが返ってきたら
ボレーやスマッシュで決める
というパターンです。

まとめ

ミックスダブルスの試合で
勝つためのセオリーは、

これが重要になってきます。

男性のサービスをキープできなければ
勝ち目はなくなります。

なので、女性のリターンの時に
確実にポイントを取っていくことが
大切です。

そのうえで、


味方の女性のサービスをキープし、
相手女性のサービスを
ブレークしていくことが
勝つためのポイントになります。

そのためには、

これらが大切です。

フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける

石井弘樹の SIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

モバイルバージョンを終了