試合になるとなぜかリターンが
ボレーヤーに捕まってしまう。
そんな悩みはありませんか?
試合になると相手の前衛は、
ポーチに出るふりをしたり、
またサイドによる動きをしたり、
いろいろな仕掛けをして
プレッシャーをかけてきます。
そんな時、後衛は、
その動きに惑わされず、
リターンをする必要があります。
前衛にボレーされないコツは
- ストレートに打つように構える
- 打点を前にする
- ストレートにも打つ
この3つです。
ストレートに打つように構える
![ダブルスリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/e5510c88f02e2534a86c12e0934dc2de_s.jpg)
例えば、写真のように構えたら、
相手の前衛はストレートに来る
と予測します。
しかし、この構えで、
打点を前にして踏み込んで打てば
クロスにも打てます。
このような構えをされたら、
相手の前衛はストレートも警戒して
ポーチに出られません。
なので、多少コースが甘くなっても
前衛に捕まる確率は
格段に減ります。
さらに、肩を入れることによって、
ひねりのパワーが生まれて
力強いリターンができます。
同じ打ち方で、
センターにサーブが来たら、
クロスに打つ構えで
ストレートに打ったり
ストレートにトップスピンロブも
打つことができます。
バックハンドが苦手な人も多いですが、
右肩(左利きは左肩)を入れることにより、
それほど力強い球でなくても
前衛の足を止められます。
リターンが苦手な人は、
ストレートに打つ構えで
クロスに打つ練習をしてみてください。
打点を前にする
![ダブルスリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/b2add4f0d306fa90f3f7a2e6fa62dff3_s.jpg)
しっかりした構えを作るためには、
早いうちからテークバックを
引いておくことが大切です。
ボールが弾んでから
テークバックしたのでは遅すぎます。
テークバックを引くのに時間がかかるため、
よほど早いスイングをしないと
振り遅れてしまいます。
打点を体の前で打たないと
クロスにボールが飛びません。
しかも、サーブは弾んでから速くなるので、
余計に振り遅れやすくなります。
相手が打った瞬間から
構えを作り始めることです。
早いテークバックで、
できるだけ前の打点で打つことで、
打てる球の選択肢が広がるのです。
相手のボールがフォアかバックか
わかった時点で引き始めることが
おすすめです。
なので、日ごろから、
- 早いテークバック、
- 肩を入れる、
- 打点を前で打つ、
という意識で
リターン練習をすることが大切です。
ストレートにも展開する
![ダブルスリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/a048ed7dabbbe4ed073e882f542f70fc_s-1.jpg)
ストレートの構えから
クロスに打つリターンは、
相手の前衛の足を止めるのに有効です。
しかし、クロスばかり打っていては、
やはりポーチに出られます。
打つコースがばればれでは、
前衛はポーチに出てきます。
そこで、ストレートの構えから、
ストレートへ展開することも大切です。
たとえ失敗してボレーされても
「ストレートもあるんだ」
と思わせるだけでも効果があります。
単純にストレートへパッシングするだけでなく、
ロブリターンを打ってみましょう。
ストレートへ展開することを見せれば、
相手は警戒するようになり、
クロスにも打ちやすくなります。
まとめ
ダブルスにおけるリターンのコツは、
- ストレートに打つように構える
- 打点を前にする
- ストレートにも打つ
の3つです。
前衛にボレーされないためには
ストレートを警戒させることが大切です。
ストレートに打つ構えを作ると、
相手の前衛は
ストレートをケアしなくてはいけません。
その構えからクロスに打てば、
相手の前衛はポーチにでて来れません。
しかし、振り遅れてストレートに行ったら、
やはりボレーされます。
振り遅れないように、
打点を前でリターンすることが大切です。
そのため、テークバックを
なるべく早くすることが重要になります。
テークバックを早くすることで、
クロスに打ちやすくなり、
少し打点を遅らせることで
ストレートにも展開できます。
パッシングやロブなどで、
ストレートに展開できれば、
よりクロスにも打ちやすくなります。
是非、参考にしてみてください。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける