テニスの試合でビッグサーバーと対戦するとき、
最も効果的なショットがブロックリターンです。
何故かというと、
ビッグサーバーの渾身のサーブが返されると、
次のショットを打つ時間がなくなるからです。
サーブの速い人の特徴として、
普段の試合ではほとんどサーブだけで
ポイントをとっています。
返球されてもコントロールが難しいため、
チャンスボールとか、
前衛がボレーで決めてくれたりします。
なので、サーブの後のショットに慣れていない
という人が多いです。
そんなとき、速いサーブでも
楽にコントロールして打てるショットが
ブロックリターンです。
ブロックリターンは、
ビックサーバーに勝つために
とても効果的なショットです。
速いサーブを返すとポイントになりやすい
![ブロックリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/d817ebac2b35b5e387cd5e3624ef1b7a_s.jpg)
ブロックリターンの最大のメリットは
速いサーブでも比較的楽に返せることです。
コンパクトなスイングなので、
速いボールでも振り遅れにくいです。
そして、サーブが速いほど、
サーバーは次のショットに備えて
構える時間がなくなります。
サーバーの感覚的には、
打った次の瞬間返球される
というイメージになります。
なので、当然ミスが増える、
という訳です。
速いサーブでもベースライン付近で構える
![ブロックリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/8db98b9f6e31ee012c6811d293246fcf_s.jpg)
効果的なブロックリターンをするには、
少なくともベースライン付近で構えることが大切です。
ブロックリターンは相手の力を
利用して打つリターンです。
そのため、あまり後ろで打つと、
スピードがなくなってしまい、
リターンに勢いがつかなくなります。
ボールが飛ばなくなり、
ネットのミスが増えるかもしれません。
なので、サーブが速くても、
ベースライン付近に構えるようにしてください。
サーブが遅い場合は、
さらに前でリターンすると効果的です。
テークバックで体をひねる
![ブロックリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/2c8197bf5e913ddcdee5a6436c67e20c_s-1.jpg)
ブロックリターンは面を合わせるだけでは
うまくいきません。
テークバックで体をひねり
足をしっかり踏み込んで打つことが大切です。
グリップはコンチネンタルグリップで握ります。
体をひねるため、
ラケットは体の前に置く感じです。
それ以上引くと、
振り遅れてしまいます。
体をひねりながら
ボールが飛んでくると思われる所をラケット面を合わせ、
足を踏み込んで打つイメージです。
ボレーに近いイメージですね。
スライスリターンなら、
ロングボレーをする感じです。
サービスライン付近からサーブを打ってもらう
![ブロックリターン](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/29201503_s.jpg)
速いサーブの練習ができない人は、
通常より近い位置からサーブを打ってもらいましょう。
サービスライン付近から打ったサーブを
リターンする練習が効果的です。
スピードのあるサーブをクロスに
しっかりコントロールできるように
する練習です。
振り遅れないように、
テークバックをコンパクトにすることが大切です。
ロングボレーボレーの練習も効果的
![](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/05/a9fd6228c1c8e8e9ac4b7d28d38f6e92_s.jpg)
ボレーボレーをサービスライン付近からやると、
スライスリターンの感覚がわかります。
ボレーボレーは通常、
サービスラインとネットの真ん中くらいからやりますが、
その倍の距離をボレーするのは
意外と難しいです。
なかなかボレーでボールを飛ばすことは
力がいります。
体を使って踏み込まないと
ボールは飛んでいきません。
スライスでリターンする感覚を掴むには、
この練習が効果的です。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける