全米オープンテニスの優勝者

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全米オープンテニスに強い選手が真の実力者である理由とは?

全米オープン

PexelsによるPixabayからの画像

 

全米オープンテニスは、
最高峰の大会であるテニスの4大メジャー大会の一つです。

 

アメリカ、ニューヨーク州郊外のブラッシングメドウズにある、
ビリージーンナショナルテニスセンターで行われます。

 

日本選手では、大坂なおみ選手が2回優勝していて、
男子でも錦織圭選手がアジア人初の準優勝になっています。

 

日本選手にとっては相性のいい大会といえますね。

 

 

優勝回数の多い選手は、
ロジャーフェデラー、ピートサンプラス、ジミーコナーズが4回と
実力者が上位を占めています。

 

他にも、ラファエルナダルが4回、ノブァクジョコビッチが3回と、
プレースタイルに関係なく、
実力者が優勝をしている感じです。

 

サンプラスはサーブアンドボレーやーですし、
フェデラーはオールラウンドなプレーヤーです。

 

反対に、ナダルやジョコビッチは
ベースラインで打ち合うタイプのプレーヤーです。

 

この結果からもわかるように、
全米オープンはプレースタイルに関係なく、
真の実力者が勝ち残る大会といえます。

 

全米オープンテニスは他のメジャー大会と比べて何が違うのでしょうか?

 

この記事では、全米オープンテニスで優勝する選手が
真の実力者である理由についてまとめてみました。


ハードコートは選手の実力を出しやすい

全米オープンはハードコートで行われます。

 

ハードコートは、
コンクリートをベースとした固いコートです。

 

そのため、クレーコートのように足跡がつくこともないし、
芝コートのように芝が禿げてくることもありません。

 

つまり、どれだけ使っても、
平らなコートの形をキープできます。

 

そのため、イレギュラーバウンドが全くありません。

 

ボールの回転でバウンドが変化することがあっても、
不意にバウンドが変わることはないのです。

 

そのため、イレギュラーバウンドによってミスをしたり、
ラッキーなポイントになることが少なくなります。

 

なので、比較的選手の実力を出しやすいコートといえます。

 

例えば、クレーコートなら球足が遅く、
イレギュラーバウンドが多いため
ライジングを打って速い展開をすることが難しくなります。

 

球足が遅いので、
サーブアンドボレーもポイントになりにくいことから
ベースラインの後ろで打ち合うスタイルのプレーヤーが有利になります。

 

反対に、芝コートは球足が速く、
バウンドが低く伸びてくることから
サーブの速い選手やサーブアンドボレーができる選手が有利になります。

 

しかし、ハードコートは、
プレースタイルによる有利不利がありません。

 

錦織選手や大坂選手が活躍できたのも。
ライジングを打って速い展開に持ち込むプレースタイルが
合っていたからかもしれませんね。

 

いずれにしても、実力があって、
最も調子のいい選手が優勝する確率が高いのが
全米オープンの特徴です。

 

サーブだけでは勝てない難しさ

全米オープンのハードコートは、
同じハードコートの全豪オープンに比べると
サーフェスが速いコートです。

 

しかし、サーフェスが速いのでビッグサーバー有利か
というとそうではありません。

 

サーブだけで勝てるかというと、
難しいようです。

 

もちろん、速いサーブが打てることは、
有利に働くことは間違えありません。

 

しかし、それだけでサービスキープし続けられるほどでもありません。

 

それは、バウンドが読みやすいからだと思います。

 

ウィンブルドンの芝コートのように、
滑ってきたりイレギュラーしたりしない分、
バウンドが合わせやすくなっているのです。

 

なので、ベースラインの後ろで構えてリターンすれば、
返しやすくなります。

 

ビッグサーバーは、サーブを返され続けると、
いずれミスをしてポイントを取られ、
それが重なるとブレークされます。

 

リターンゲームでブレークし返す力がないと、
サービスブレークされた時点で負けになるのです。

 

つまり、サーブが速いだけで、
サービスキープを続けられるほど、
甘くはない訳です。

 

しかも、2020年より、
ハードコートの表面素材の変更があり、
前より遅いサーフェースに変更されています。

 

そのため、よりストローカーに有利になっています。

 

サーブが速い選手はそれだけで有利なのですが、
それ以外のショットの技術が問われるのが、
全米オープンです。

 

総合的なテニスの実力が問われる

以上のことから、全米オープンテニスは、
真の実力者を決める大会であることがいえると思います。

 

例えば、クレーコートなら粘り強いテニスで、
相手のミス待ちのテニスが徹底できれば勝つ可能性があります。

 

なので、全仏オープンは、
ナダルがデビューする前は波乱の多い大会でした。

 

また、芝コートなら、サーブがめちゃめちゃ良くて、
サーブアンドボレーで簡単にポイントの取れる選手が優勝することもあります。

 

イレギュラーバウンドによるアンラッキーも作用することもあります。

 

ウィンブルドンでは、
ビッグサーバーによる波乱がしばしばあります。

 

しかし、ハードコートの試合は、
比較的フェアな状態で試合することができます。

 

コートが常に平らな状態なので、
イレギュラーバウンドはほとんどないからです。

 

イレギュラーバウンドによるアンラッキーがないため、
実力者が力を発揮しやすいのです。

 

サーフェスが速いので、
サーブの速い選手が有利なのは間違えありません。

 

でも、サーブだけで勝ち抜ける程甘くはないということです。

 

サーブアンドボレーのプレースタイルであれば、
サーブだけでなくボレーで決めきる技術が必要になります。

 

ストローカーであれば、ラリーを続けるだけでなく、
ストロークで押し切る強さが必要です。

 

期間中の調子の良し悪しはありますが、
優勝できる選手はトップクラスの実力を持った選手です。

 

まとめ

以上のことをまとめると全米オープンテニスは

 

  • イレギュラーバウンドによるラッキーポイントが少ない
  • サーブが速いだけでは勝てない
  • 2020年よりコートのサーフェスが遅くなりストローカーが有利になっている
  • テニスの総合的な実力が問われる
  • ストローカー、ボレーやーに関係なく実力を持った選手が強い

 

そんな大会だと思います。

 

これから、全米オープンを見るときの参考になれば幸いです。

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