フォアハンドが安定しない。
力を入れて振っている割には
力強い球が打てない。
など、フォアハンドが上達しない人は、
基本の打ち方ができていないかもしれません。
フォアハンドは初心者でも
感覚的に打てる人も多いですよね。
でも、それだけにスランプになるとミスが多かったり、
大事な場面でミスをするという人も多いと思います。
フォアハンドのミスが多くなると、
力強く打てなくなり
余計に苦手になってしまうことがあります。
フォアハンドを上達させるには、
基本に戻って練習することが大切です。
ここでは、フォアハンドがうまくいかない原因と、
改善方法についてまとめてみました。
リストを使い過ぎる
![フォアハンド上達](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/01/4cfc3d3754aee19acc5f406c1a3d6a4e_s.jpg)
フォアハンドを感覚だけで覚えた人は
リストを使い過ぎているのかもしれません。
バックハンドは手首が使いにくいのに対して
フォアハンドは手首を自由に使えるため
リストを使い過ぎる傾向にあります。
リストを使うと球に威力が出ますが、
ラケットの面がブレやすくなります。
それより、リストの動きを抑えて、
体重移動でスイングした方が
安定したボールになります。
フォアハンドを上達させるには
手首の角度を保ったまま、
体でボールを押すようなイメージで
打つ練習をしましょう。
同じ打点で打てていない
![フォアハンド上達](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/01/aa08b1f8a4bb18a6cdea75ad077d527e_s.jpg)
フォアハンドは悪い意味で、
手で面を調整して打つことができます。
そのため、多少打点が違っても、
ごまかして打つことができます。
しかし、それではボールに威力がなくなったり、
ミスが多くなったりします。
例えば、速い球に面だけ合わせて打っていると、
正しい打点で打てなくなってきます。
速いボールは面だけ合わせても返すことができますが、
ゆっくりなボールは正しい打点でスイングしなくては
うまく返すことができません。
フォアハンドを上達させるためには、
最も力を伝えやすい打点で打つことが大切です。
速いボールを練習することも必要ですが、
ゆっくりとしたボールを打つ練習も必要です。
球出しのボールを自分の打点までいって
しっかりスイングして打つ練習も大切です。
ちなみに、グリップによって打点の位置も変わります。
すべてのショットでこの打点で打つことは難しいですが、
余裕があるときはこの打点で打つように
練習するようにしましょう。
コンチネンタルグリップ(ボレーのグリップ)→左足(前足)あたり
ウエスタングリップ→体より前の打点で打つ
グリップが厚くなるほど、
打点は前になります。
素振りをするときに、
打点を確認しながらスイングすると
わかりやすくなります。
前かがみになっている
![フォアハンド上達](http://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/01/f3f6a93425e5e96175dd7db8917bf91a_s.jpg)
前かがみになると、
体が回転しないために
ボールに力が伝わりません。
良くあるのが、
ボールにセットするのが遅くなって、
前かがみの癖がついてしまうのです。
早めのテークバックで、
ボールへのセットを早くするように、
練習する必要があります。
ボールに当てようとする意識が強いと、
前かがみの姿勢になり
打点が体から近くなることがあります。
打点が近くなると
ボールに力が伝わらなくなるし、
肘が曲がってインパクトするので
肘を痛めやすくなります。
実践でいろいろな球を打っているうちに
打点が近くなることもあるので、
球出しの遅いボールの練習で
フォームを修正するのが良い方法です。
始めはちゃんと当たらなくてもいいので、
球に当てようとせず
意識して背筋を伸ばして打つことが大切です。
テークバックを引きすぎている
![フォアハンド上達](http://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2024/01/4d07a454af4d03a99894b9c72a4fd7b0_s.jpg)
テークバックを引きすぎると
打点が遅れやすくなります。
テークバックをしっかり引かないと
リズムが取れない、
という人もいますがそれでは
速いボールに対応できません。
そういう人は意識して
コンパクトなスイングにしましょう。
体と腕を連動してテイクバックし、
腕の動きをなるべく小さくしてください。
反復練習して、
コンパクトなスイングでも
タイミングが取れるように
することが大切です。
実感できない人は、
自分のフォームをビデオに撮って
見てみると良いです。
まとめ
ここでは、
フォアハンドが上手くいかない原因と
改善方法についてお伝えしました。
フォアハンドが上手くいかないのは、
- リストを使いすぎる
- 同じ打点で打てていない
- 前かがみになっている
- テークバックを引きすぎている
という原因が考えられます。
フォアハンドは比較的感覚で打てるので、
意外と大事な場面でミスしやすいショットです。
些細なミスから苦手意識を
持ってしまう人も多いと思います。
フォアハンドが上手くできない人は、
基本に立ち返って練習してみましょう。
ゆっくりなボールで練習しながら
打点の位置やフォームなどを確認することが大切です。
コンパクトなスイングを意識して、
体重移動で打つようにすれば、
フォアハンドの上達につながるでしょう。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける
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