テニスのシングルスの試合は、 ほとんどがダブルスコートで行われます。
ダブルスコートでシングルスをするために、
シングルスポールを立てる必要があります。
写真の赤枠の中にあるのがシングルスポールです。
![シングルスポール](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/シングルスポール3.jpg)
プロの試合でも立てることがあるのですね。
シングルスポールは、トーナメントが始まる前に立てます。
なので、1回戦から出場する選手は
立てる機会が多いと思います。
特に、始めてシングルスに出場する人は、
立て方がわからない人もいますので
スムーズに試合を進めるためにも
シングルスポールの立て方を覚えておきましょう。
シングルスポールとは
シングルスポールとは、
ダブルスのネットの高さを
シングルスと同じ高さに調整するための道具です。
テニスに使うネットはご存知の通り
両端が高く、真ん中が低くなっていますね。
テニスのネットの両サイド91.4cmの場所の高さは
107cmに決められています。
しかし、シングルスコートはダブルスコートに比べて
狭くなっているため、ダブルスの時のネットの高さでは
両端が低くなってしまいます。
ダブルス用のネットの高さをシングルス用に
調整するための道具がシングルスポールです。
シングルスポールのサイズと立て方
![シングルスポール](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/シングルスポール2.jpg)
シングルスポールは長さ107cmの白い棒で
下から91.4cmのところに印がついています。
この印は、シングルスのサイドラインから
91.4cmの位置にポールを立てるために、
測定用としてついています。
なので、シングルスのサイドラインの外側に印を合わせて、
ネットに沿ってポールを寝かせてから、
ポールの下側を中心に立ち上げると
サイドラインから91.4cm外側にポールを立てることができます。
![シングルスポール](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/シングルスポール1.jpg)
そして、ポールの上には、
ネットのワイヤーを入れる溝があり、
その溝にワイヤーを入れれば完了です。
立てた後、シングルスポールが
地面と垂直になるように微調整します。
シングルスポールの立て方の流れについては
こちらの動画が参考になります。
対角線になるように立てる
また、シングルスポールはコートの両側に立てます。
片方を自分サイドに立てたら、
もう片方は相手のサイドに立てる、
というように、対角になるように立てるのが基本です。
![シングルスポール](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/シングルスポール4.jpg)
そうしなければならないというルールは無いようですが
左右のバランスを保ち倒れにくくするために
このような立て方がベストかと思います。
試合中にシングルスポールが倒れて
トラブルにならないためにも
対角線に立てるようにしましょう。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける
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