シングルスの試合でミスを減らすことは
エースを決めることよりも重要です。
プロのようにダウンザラインに
エースを決められるとかっこいいですが
一般のプレーヤーではまれです。
それより、自分がミスしないことで
相手にミスをさせる方が簡単です。
ミスショットはスキルの問題ではなく、
ちょっと考え方を変えるだけで
大きく減らすことも可能です。
ここでは,シングルスの試合でミスをしない方法について
まとめてみました。
打つコースをあまり変えない
![ミスをしない](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/24005807_s.jpg)
打つコースを頻繁に変えることは、
その都度打点や打ち方を変えなければいけないため
ミスの増える原因になります。
プロのようにストレート、クロス、ショートクロスを
打ち分けても安定していればいいのですが
初中級者レベルではそうはいきません。
それよりも、同じコースに打った方が、
同じ打点、同じスイングで打てるので
ミスは少なくなります。
何度も同じコースに打っていると
だんだん慣れてきて
ミスしないようになります。
スイングも打点も安定してきて
良いコースに打てるようになってきます。
やってはいけないのは、
ワンパターンの攻め方にイライラして、
コースを変えてしまうことです。
基本はクロスを狙う
![ミスをしない](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/a048ed7dabbbe4ed073e882f542f70fc_s.jpg)
シングルスの場合、
特に両サイドはネットが高くなっているため
ストレートを狙うとミスしやすくなります。
距離が短くネットが高いストレートを狙うより、
距離の長くネットが低いクロスコートを狙った方が
ネットミスもオーバーミスも減らすことができます。
しかも、クロスに打った方が滞空時間が長いので
返球される時間も稼ぐことができるので
ポジションを取るのに余裕ができます。
ポジショニングに余裕ができれば
スイングにも余裕ができるので
より安定したストロークになります。
それに、安易にストレートを狙うと、
自分の逆サイドがオープンコートになり
簡単に決められてしまいます。
なので、クロスにボールを集めて、
相手のミスを誘う
チャンスボールを引き出す
ストレートに打ってきたら逆クロスのオープンコートを狙う
という戦略をするのがミスを減らせる攻め方です。
サーブリターンはポジションを考える
![ミスをしない](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/63af4fd122dba998f07d710ddccba808_s.jpg)
サーブリターンは漠然とベースライン付近でする
という方も多いと思います。
しかし、相手のサーブに威力がある場合は、
それでは振り遅れてしまうかもしれません。
戦略的に前でリターンをして相手の時間を奪う、
という攻め方もありますが、
それではミスも増えてしまいます。
それより、1m、2m後ろでリターンすることで
かなり返しやすくなります。
当然、ワイドにサーブを打たれると
エースを決められてしまうことがあるかもしれません。
しかし、シングルスのネットは両サイドが高いので
思ったほどワイドのエースは決まりにくいです。
相手のサーブが速くてリターンミスするときは
自分がコントロールできる位置まで下がって
リターンすることが大切です。
サーブはしっかり回転をかける
![](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/8de8a4da9729f8cf0e6ae066ff1e3c47_s.jpg)
サーブを打った後、構えるまでに時間がかかるので
サーブリターンを返すときにミスが増えます。
フラット系の速いサーブでエースが取れればいいのですが
面を合わせてリターンを返されると
時間的余裕がないのでミスしやすくなります。
それより、回転系のサーブを打つことで、
サーブを打ってから構えるまでの
時間を稼ぐことができます。
シングルスはダブルスに比べるとネットが高いので
フラット系のサーブが決まりにくくなっています。
ネットの高い所から落ちる回転系サーブなら
サーブミスも減らせるし
サーブリターンの後のミスも減らすことができます。
なので、シングルスの試合では、
山なりのスピン系サーブが有効になります。
参考
入りやすくてリターンしにくい!キックサーブ打ち方のポイント
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける
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