テニスのシングルスにおいて
ネットプレーができるととても有利です。
しかし、ダブルスよりもコートが広いため、
ポジションを間違えたり、ボレーが甘くなると
パッシングやロブで簡単に抜かれてしまいます。
また、シングルスの場合、
ダブルスよりも動きの中で
ネットプレーをすることが多いので
ミスする確率も高くなります。
なので、シングルスのネットプレーの練習は、
単なるボレーやスマッシュの練習より、
実践形式の練習が効果的です。
ボレーのコースやポジショニングは
実践の中で身に着けていくよりも
目的を持った練習をした方が
効果的に身に着けることができます。
なぜなら、実践の中では勝ちたいという意識が強くなり
ポジションの確認ができないからです。
そのため、球出しからのシチュエーション練習で、
状況別にストローカーとの関わり方を確認することが大切です。
ボレー対ストロークは対戦形式で
![ネットプレー練習](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/2cc25e1b4a3dba3a9a91326736508a09_s.jpg)
ボレー対ストロークの練習は、
通常はコート反面使うことが
多いと思います。
でも、シングルスのボレーやーは、
コート一面をカバーする必要があります。
そのため、練習でも、
コート一面使ったボレー対ストロークで、
対戦形式の練習が効果的です。
ボレーやーがフォアサイド、
もしくはバックサイドに球出しをして、
ボレー対ストロークの攻防をします。
ストローカーはパッシングを抜くように、
ボレーヤーは抜かせないように反応します。
ストローカーがどちらに打ってくるのか読みながら
パッシングを抜かせないように駆け引きをします。
相手のストロークを打てる範囲を想定しながら
ポジションを取っていく練習になります。
アプローチショットからゲーム形式
![ネットプレー練習](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/a633b39c222d79efcac57927942e1779_s-1.jpg)
ボレーでポイントするには、
アプローチショットの善し悪しが重要です。
ボレーが上手くても、
アプローチショットが甘いと、
相手に攻撃されます。
また、アプローチショットが良くても、
ポジション取りを間違えると
パッシングショットで
抜かれてしまいます。
ゲームの流れでボレーに出るためには、
アプローチショットから
ゲーム形式の練習をすることも効果的です。
ストローカーは浅めの球出しして、
ボレーヤーはそのボールを
アプローチショットしてネットに出ます。
ここで、アプローチショットの
コースが悪いと
ポイントになりません。
また、
アプローチショットのコースによって、
ボレーに出るポジションも
変わってきます。
シングルスコートをカバーするために、
アプローチショットをどこに打って
ポジションはどこにするのか。
ゲーム形式の中で、
確認することができます。
深く攻め込んでからの展開
![](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/12/004e981d11ac3176edd1cb031baf131b_s-2.jpg)
コート深くに入るボールで
ストローカーを追い込んだら
確実にボレーする必要があります。
ストローカー不利な状況に追い込んでも、
ボレーが決められなければ
流れが変わってしまいます。
しかし、追い込まれた状況でも、
相手はどこに打ってくるかわかりません。
ロブで応戦されて、
反対にポイントされることもあります。
そのため、ストローカーを追い込んで、
確実にボレーを決める練習も
試合で役立ちます。
ストローカーのバックの深いボールで球出しし
ボレーヤーはベースラインから
球出しと同時にネットに出ます。
何とか返ってきたボールを
ボレーヤーが決める練習です。
ストローカーはボレーされないように
何とかロブで返したり
コースを狙って応戦します。
確実にボレーを決めるためには、
相手の打つであろうコースを
予測しながらポジショニングする
必要があります。
ロブやパッシングを抜かれないように、
最適なポジションを確認できます。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける
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