シングルスの試合でパッシングショットが
なかなか決められないという人も多いと思います。
確かに、試合でパッシングショットが決められれば
カッコいいし、うれしいですよね。
また、相手が上級者でスマッシュも得意だと
パッシングショットができなければ
どうしようもできなくなってしまいます。
参考
スマッシュが上達する練習法
そんな相手でも有効なパッシングショットが打てれば
パッシングショットを警戒するため
簡単にスマッシュできなくなります。
ロブだけでなく、足元のボールも
警戒しなければならないからです。
しかし、普段の練習では打てるのに、
いざ試合になるとパッシングショットが
決められないのはなぜでしょうか?
それには理由があります。
- 相手がアプローチショットで前に出るため自分の時間が取れない。
- 十分に構えができていないため思ったコースに打てない。
- ストレートはネットが高くミスしやすい。
などなど、普段の練習とは状況が違っているため
思ったように打てなくなっているのです。
ここでは、有効なパッシングショットが
打てる方法をご紹介します。
コントロール重視で相手の足元を狙う
![パッシングショット](http://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/a9fd6228c1c8e8e9ac4b7d28d38f6e92_m-1024x683.jpg)
パッシングショットというとハードヒットして、
相手の取れないとこをを抜く、
というイメージを持っていませんか?
しかし、相手はアプローチショットを打って前に出ているわけですから
自分としては時間的な余裕がないことが多いです。
相手はベースラインより前で打っているし、
伸びのあるボールを打ってきている
ということが想像できますよね。
なので、いきなりハードヒットでパッシングショットしようとしても
うまくコントロールができずミスが増えます。
なので、はじめはコントロールを重視して、
相手の足元を狙うことが有効です。
テークバックをコンパクトにして
ネットの真ん中付近を狙って
低く浅いボールを打ちます。
ボレーやーの足元にボールを沈めて
甘いボレーを打たせることが大切です。
ボレーが浅くなり、甘い球が来たな、
と思ったらパッシングショットを狙いましょう。
ベースラインより後ろでパッシングしても
まず決まらないと思ってください。
基本はクロスに打つ
![](https://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/0064f97b5cf268053171d22860bcfc33_s-1-1.jpg)
プロの試合を見ていると、
ダウンザラインにパッシングショット、
というシーンをよく見かけます。
しかし、ストレートはネットが高いため
大半が山なりのボールしか打てません。
下から上に向かって打つため、
ボールが浮きやすくなります。
したがって、スピードが遅くなるため、
相手も反応しやすくなります。
それに対してクロスはネットの真ん中付近を通すため
比較的低めのボールで攻めることができます。
つまり、ボレーヤーの足元に沈めやすい、
ということになります。
そのため、基本はクロスのパッシングショットを狙います。
相手がクロスを警戒するようになったら、
ストレートも打つようにします。
しっかり構えを作る
![パッシングショット](http://xn--qcknfc5d4a3s9b.xyz/wp-content/uploads/2023/11/4e12f58a0c019fd3ab37f1f5f4c692e0_s-1.jpg)
相手のボールが浅くなって
決めのパッシングショットを打つときは
しっかり構えを作って打つことが大切です。
しっかりとした構えができていれば、
相手はストレートに来るかクロスに来るか
どちらに来るかわからなくなるからです。
肩を入れたストレートに打つ構えから
クロスにもパッシングできると、
相手の足が止まるようになります。
逆に、構えができていないと、
相手はコースが予測しやすくなります。
ほんのコンマ数秒の話ですが、
相手の足が止められれば、
決まる確率がかなり変わってきます。
しかし、相手のボレーが厳しく、
しっかりとした構えができない時もあると思います。
そんなときは、前に書いたように、
クロスに沈んだボールで相手に
決めさせないような努力が必要になります。
ボレーが甘くなり構える余裕ができたら
できるだけ構えを作って打つようにしてください。
フォアハンドの基礎を学び力強いストロークを身につける
コメント